【運用記録】2026年5月第1週|総資産7,930万円・週次+2.2%|日経最高値・S&P500最高値でも静観した理由 | StockGadget
WEEKLY INVESTMENT REPORT · 2026.05.10 · Vol.8

【運用記録】2026年5月第1週
総資産7,930万円・週次+2.2%
日経・S&P500 最高値更新でも静観した理由

TOTAL ASSETS
7,930万円
総資産
WEEKLY P&L
+171万円
前週比
WEEKLY RETURN
+2.2%
週次リターン
YTD RETURN
+6.6%
年初来
今週の結論:日経が史上最高値圏(一時63,000円台突破)、S&P500・NASDAQも最高値更新の強気相場で、保有資産は週次+171万円(+2.2%)の大幅プラス。それでも新規エントリーは入れず、レジーム判定に従って静観を貫きました。
為替影響(−2万円)除きの実質損益は +173万円。米国株が+94万円と大きく牽引。「儲かる相場で動かないのは正しいのか?」という葛藤が今週最大のテーマでした。

こんにちは、投資歴20年の兼業投資家 Noki(のき)です。毎週土曜日に前週の運用成績を全公開しています。

今週(5/4〜5/10)はゴールデンウィーク明けの日本株が大きく動いた週でした。日経平均は一時63,000円台を突破して史上最高値圏を更新し、特に5月7日は前営業日比で3,000円超の急騰を見せる強い展開に。米国株もS&P500・NASDAQ Compositeが揃って史上最高値を更新し、AI・半導体株が日米ともに相場を主導しました。ドル円は156〜158円圏の荒い値動きで、政府・日銀の追加介入観測も広がっています。

この強気相場のなかで、私のポートフォリオも週次+171万円(+2.2%)と大きくプラス。特に米国株は単週で+94万円と異例の伸びでした。一方で、新規エントリーは一切入れていません。なぜ最高値更新の強気相場で動かなかったのか——理由は本文でじっくり書きます。

ポートフォリオ内訳と資産別パフォーマンス

02
資産クラス 評価額 構成比 週間損益 累計損益
日本株 506万円 6.4% +4万円 +76.8%
米国株 608万円 7.7% +94万円 +188.4%
投資信託 2,567万円 32.4% +74万円 +53.0%
現金等 4,249万円 53.6% −1万円
合計 7,930万円 100% +171万円 +6.6%(年初来)
PORTFOLIO ALLOCATION
現金等
53.6%
投資信託
32.4%
米国株
7.7%
日本株
6.4%

4月のディフェンシブ転換以降、現金比率は53.6%まで積み上がっています。日本株は売却済みの保有銘柄に絞り込んでおり、構成比は6.4%まで縮小。一方、米国株(NVDA・MSFT・AMZN・MU・SLB)と投資信託(S&P500・NASDAQ・FANG+などのインデックス)が今週のプラスを牽引しました。

為替の影響(差別化ポイント)

03
週初ドル円
157.10
週末ドル円
156.64
為替影響額
−2万円

今週はドル円が157.10円→156.64円と約0.5円の小幅な円高で、米国株・投資信託の評価額が為替だけで−2万円押し下げられました。為替影響を除いた実質損益は+173万円です。

市場では政府・日銀によるGW中の追加介入観測(推計4〜5兆円規模)も報じられており、158円接近では介入警戒、155円割れでは円高加速という見方が交錯しています。為替は短期では読めないため、私は「為替ヘッジなし」でそのまま保有する方針を継続しています。

今週の売買ログ(なぜ買わなかったのか)

04
今週の売買
HOLD / NO TRADE
5/7 WED — GW明け初日
日経平均が前営業日比+3,000円超の急騰
米国のAI・半導体株高、中東情勢の停戦期待によるリスクオン、円安進行、海外投資家の日本株買いが重なり、日経は63,000円台に突入。SBG等の大型グロース株への資金流入が顕著でした。
5/8 THU 〜 5/9 FRI — 高値圏での推移
米国株もS&P500・NASDAQが最高値更新
ナスダックは26,000台に到達。AMDの好決算・強気見通しが市場を押し上げ、雇用統計の好調と長期金利低下が同時進行。「AIバブル初動か」「そろそろ調整か」で意見が分かれる状況です。
判断の根拠
レジーム判定「中立」、過熱感の警戒
私のレジーム判定インジケーターは「中立」(騰落レシオ97.0、値上がり比45.2%、ADX(14)27.0)。中立モードは「サイズ0.5倍・最大2銘柄・高RS×低ボラのみ」が運用ルール。さらにRSI買われ過ぎ接近、NT倍率最高水準、25日線乖離拡大という過熱シグナルもあり、新規エントリーは見送りました。
💡 LESSON LEARNED

「強い相場で動かない」のは怠惰ではなく、ルールに従った判断。
今週のように資産価値そのものは大きく伸びている局面では、「もっと買えば儲かったのに」という機会損失への後悔が強くなります。しかし、過熱相場で飛びついた買いはピーク掴みになる確率が高いのもまた事実。レジーム判定で守備寄りと出たら、新規は見送るのが私のルール。次の押し目で動けるよう、スクリーニングだけは進めています。

積立状況(インデックス投資)

05
今週積立
10万円
累計積立額
1,683万円
現在評価額
2,567万円

今週は5/8(金)にSBI証券で10万円の積立が約定。累計積立額1,683万円に対して評価額2,567万円、含み益は+884万円(+52.5%)に拡大しました。米国株インデックスの最高値更新を受けて、S&P500・NASDAQ・FANG+・eMAXIS Slim S&P500トップ10などのファンドが軒並み伸びています。個別株を静観しているこの局面でも、インデックス積立が淡々とプラスを稼いでくれるのは、長期投資の心強さを実感する瞬間です。

振り返り:良かった点と反省点

06
👍 良かった点
レジーム判定に従い、過熱相場での飛びつき買いを回避できた
スクリーニングは継続実施。次の押し目で動ける準備を進めた
米国株・投資信託の保有継続が奏功し、週次+171万円を獲得
⚠️ 反省点
含み損銘柄(日産・本田・シャープ等)の損切ライン再設定が未完了
米国株の利確判定(MU+464%・SLB+192%等)の意思決定を先送りした
事前準備の優先順位付けが甘く、買い指値リストの完成が遅れている
RULE COMPLIANCE SCORE — 今週のルール遵守率
損切りルール
A
パニック売り禁止
A
事前準備
C
積立継続
A

※ A(100%)〜 D(〜30%)で自己採点。今週は過熱相場での自制が効いて損切り・パニック売り・積立はA評価。事前準備は「スクリーニングは実施したが、買い指値リストや利確判定までは詰めきれていない」のでC評価としました。

今週の学び・気づき

07
🧠 THIS WEEK’S KEY INSIGHT

日経・S&P500・NASDAQが揃って史上最高値を更新した「報われ過ぎる週」こそ、ルール遵守の真価が問われる週でした。

含み益が膨らみ、ニュースは強気一色。SNSでは「まだまだ上がる」「今買わないと取り残される」という声が溢れます。この空気の中で「ルールに従って動かない」を選ぶのは、実は暴落時に「動けなかった」のとは別種の難しさがあります。儲かっている自分を見ながら、「もっと儲かるはずだった」と感じる気持ちと向き合う必要があるからです。

しかし過去の経験から、過熱相場で飛びついた銘柄は高値掴みになりやすいのは身に染みています。レジーム判定が「中立」、ADX(14)が27.0で明確トレンドとは出ているものの、騰落レシオ97・値上がり比45%は決して強気を裏付ける数値ではありません。今週の学びは——ルールが「動くな」と言うときに動かないこと自体が、長期で生き残るための積極的な判断である。これに尽きます。

来週の戦略(具体的アクション)

08
1
全保有銘柄の損切ライン再設定(最優先)
含み損が拡大している銘柄(日産−38.9%・本田−28.6%・シャープ−42.4%・任天堂−9.7%・ソニーG−13.0%・NTT−6.7%)の損切ラインを、ATR(20)×倍率で再算出して逆指値を再設定します。最高値圏の今こそ「次の調整局面で機械的に切れる体制」が必要です。来週月曜の寄り付き前に完了させます。
期限:5/12(月)寄り付き前
2
米国株の利確シナリオ作成(MU・SLB)
含み益R倍数が突出しているマイクロン(+464%)とSLB(+192%)について、L3トレーリング(25MA終値割れ または 高値−ATR×2.0)の判定を毎日チェックする運用に切り替えます。「いつ売るか」を感情ではなくルールで決められる状態にします。
期限:5/11(日)夜まで
3
来週の注目イベント対応シナリオ
来週は米CPI・米PPI・キオクシア決算が控えています。「CPIが市場予想を上振れた場合は◯◯」「半導体決算が軟調なら△△」といった事前シナリオを2〜3パターン用意。AI相場継続か調整かの分岐点として相場が動いたとき、判断を「考える」から「執行する」に変えます。
期限:5/11(日)夜まで
📌 RELATED ARTICLE
最高値圏こそ損切ライン整備のタイミング。私自身の失敗経験から書いた記事です。

まとめ

09
WEEKLY SUMMARY · 2026年5月第1週
総資産 7,930万円
週間損益 +171万円(+2.2%)
年初来リターン +6.6%
今週の売買 なし(静観)
最大の判断 過熱相場でルールを優先
来週のテーマ 損切ライン整備+米CPI対応

今週は日経・S&P500が揃って史上最高値を更新する強気相場のなかで、保有資産は週次+171万円(+2.2%)と大きく伸びました。新規エントリーは入れませんでしたが、これはレジーム判定とルールに従った積極的な「動かない判断」。事前準備のスクリーニングは進めており、次の押し目では動ける状態です。

引き続き日本株(守りの個別株)・米国株(成長)・投資信託(長期積立)・現金(53.6%のドライパウダー)のバランスを意識しながら、来週は損切ライン整備と米CPI対応を最優先で進めます。来週の結果もこのブログで公開予定です。

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Noki(のき)
INVESTOR × BLOGGER · 投資歴20年
兼業投資家として日本株メインで20年以上運用。配当金・売却益でガジェットを購入し正直レビューするブログ「StockGadget」を運営。セミリタイアを目指してコツコツ運用中。週次の運用記録と失敗談を全公開しています。