【運用記録】2026年8月第2週運用資産8,347万円・週次+1.3%日経7万円目前の急騰でも静観した理由
【運用記録】2026年8月第2週
運用資産8,347万円・週次+1.3%
日経7万円目前の急騰でも静観した理由
こんにちは、投資歴20年の兼業投資家 Noki(のき)です。毎週土曜日に前週の運用成績を全公開しています。
今週(8/10〜8/16)の日経平均は前週末8月7日の65,606円から14日には68,713円まで上昇し、週間で+3,107円(+4.74%)。8月10日・12日・13日・14日と4営業日すべて上昇という強い週になりました。14日には一時69,608円をつけ、7万円の大台まで約400円に迫っています。ただしそこから利益確定売りに押し戻されており、7万円目前の上値の重さも同時に確認された形です。
追い風は米国のCPI・PPIが市場の警戒ほど強くなく、FRBの9月利上げ観測が後退したこと。米ハイテク・AI関連の上昇が日本の半導体・AI関連に波及しました。米国株はS&P500が+0.4%、NASDAQが+0.1%、NYダウは−0.6%と、日本株ほどの伸びではありません。13日にS&P500が7,798.99で史上最高値を更新した一方、14日は米7月小売売上高が前月比−0.6%と予想外に減少し、景気減速懸念で小幅安となりました。
私のポートフォリオは+111万円(+1.3%)で着地し、年初来リターンは+12.2%に。ただし今週も新規エントリーはゼロです。この記事では「なぜ動かなかったのか」を、都合の悪い部分も含めて正直に書いています。
| 資産クラス | 評価額 | 構成比 | 週間損益 | 累計損益 |
|---|---|---|---|---|
| 日本株 | 298万円 | 3.6% | +23万円 | +239.4% |
| 米国株 | 751万円 | 9.0% | +117万円 | +224.8% |
| 投資信託 | 2,850万円 | 34.1% | +51万円 | +62.6% |
| 現金等 | 4,448万円 | 53.3% | −80万円 | — |
| 合計 | 8,347万円 | 100% | +111万円 | +12.2%(年初来) |
今週の牽引役は米国株の+117万円。マイクロンやエヌビディアなどAI関連の含み益が大きく伸びました。投資信託も+51万円。日本株は保有2銘柄(カバー、パナソニックHD)と絞り込んでいるため、日経+4.74%の恩恵は+23万円にとどまっています。現金等の−80万円は円換算・資金移動によるもので、損失ではありません。
現金比率53.3%は守備モード運用の名残として意図的に維持していますが、4週連続で50%超。ドライパウダーが「使われない現金」になりつつある点は課題です。
今週は約1.5円の円安が進み、米国株・投資信託の評価額が為替だけで+6万円押し上げられました。為替影響を除いた実質損益は+105万円です。
背景には、7月末〜8月初めの日米協調による円買い介入の効果が薄れてきたことがあります。市場では再び1ドル=160円が意識され、「160円を超えると再介入があるのでは」という警戒感が出ています。
ただし円安一辺倒でもありません。日銀は物価上昇と円安を背景に9月の追加利上げ観測が強まる一方、米国は利上げ観測が後退。日米金利差の方向だけを見れば今後は円高材料です。介入効果の剥落(円安要因)と、日銀利上げ観測・FRB利上げ観測後退(円高要因)がぶつかっており、160円付近が重要な攻防ラインになっています。
私は引き続き「為替ヘッジなし」でそのまま保有する方針です。
「レジームが守備だから買わない」と「準備ができていないから買えない」は、外から見ると同じ“静観”に見える。
しかし中身は別物です。前者はルール遵守ですが、後者はただの先送りです。今週の私は後者に近い。この2つを混同したまま「ルールを守れた」と自己採点し続けると、判断の質が下がったことに気づけなくなります。
積立投資信託は1,753万円の元本に対して評価額2,850万円。含み益は+1,097万円(+62.6%)で、今週だけで+51万円増えました。今週の積立タイミングはなく、投入額は0円です。
中身はeMAXIS Slim米国株式(S&P500)、SBI・V・全米株式、iFreeNEXT FANG+、日経半導体株インデックスなど。米国株・半導体への傾斜が強い構成のため、今週のようなAI相場では大きく伸びますが、逆回転時のドローダウンも同じ幅で来ます。個別株の売買がゼロの週でも、この積立が資産を押し上げてくれている事実は素直に受け止めています。
※ A(100%)〜 D(〜30%)で自己採点。損切り・パニック売り禁止・積立継続は今週もA。一方「事前準備」はC —— 通常運用の再開を決めながら、エントリー計画の整備に着手できていないためです。
今週の学びは「ルールを守れた」と「ルールが試されなかった」は違うということです。
日経が+4.74%上がり7万円目前まで迫るなかで、私は何もしませんでした。結果として損はしていませんし、ルール違反もゼロです。しかしそれは、そもそも実資金を動かす準備が完了していないからでもあります。エントリー判断のテーブルに座っていない人間は、ルールを破りようがありません。
もうひとつはレジーム判定の矛盾です。ダッシュボードの自動判定は「中立」に切り替わりましたが、25MAの方向は下向きのままで、ルールブックの守備条件に抵触しています。システムの出力を鵜呑みにせず、判定ロジックそのものを疑う必要がある——これは今週の実務的な収穫でした。判定に矛盾がある以上、保守的な側を採るのは正しい。ただしその状態を放置し続けるのは正しくありません。来週はまず、判定式の修正に手をつけます。
今週は日経+4.74%の急騰に乗る形で資産が+111万円伸び、年初来+12.2%に到達しました。数字だけ見れば良い週です。ただし中身は「保有していた資産が勝手に上がった」であり、私の判断が生んだ利益ではありません。
引き続き日本株(短期スイング)・米国株(成長)・投資信託(長期積立)のバランスを意識しつつ、来週はまず判定式の矛盾を潰し、検証の期限を切ります。来週の結果もこのブログで公開予定です。
