【運用記録】2026年7月第4週|運用資産8,121万円・週次−1.6%|日米協調の円買い介入で5円の円高 | StockGadget
WEEKLY INVESTMENT REPORT · 2026.08.02 · Vol.20

【運用記録】2026年7月第4週
運用資産8,121万円・週次−1.6%
日米協調の円買い介入で5円の円高

PORTFOLIO
8,121万円
運用資産
WEEKLY P&L
−133万円
前週比
WEEKLY RETURN
−1.6%
週次リターン
YTD RETURN
+9.2%
年初来
今週の結論:日米協調の円買い介入で1週間に5円超の円高。運用資産は−133万円(−1.6%)と減少しましたが、守備モードのルール通り新規エントリーはゼロで通しました。
為替影響(−20万円)を除いた実質損益は−113万円。日経平均は一時6万円割れ寸前まで急落した後、2日で4%超の急反発。荒れ相場で「動かなかった」こと自体は判定どおりです。
はじめに:今週の相場概況
01

こんにちは、投資歴20年の兼業投資家 Noki(のき)です。毎週土曜日に前週の運用成績を全公開しています。

今週(7/27〜8/2)は、週間騰落だけを見れば静かな一週間に見えます。日経平均は64,611円→64,362円で約0.4%安、S&P500はむしろ+1.0%。ところが中身は今年でも屈指の荒れ相場でした。7/28にAI・半導体株が世界同時安となり日経平均は2,566円安(−3.95%)、7/29には一時60,448円まで下押し。そこから7/31には+4.03%の急反発です。

そして今週最大のニュースは為替でした。週初163円台後半だったドル円が、7/30に一時158.34円まで約3%の急落。日米が協調して円買い介入に踏み切ったと報じられています。円高で外貨建て資産が目減りし、運用資産は8,121万円(前週比−133万円、−1.6%)で着地しました。この記事では「なぜ動かなかったのか」を、レジーム判定のルールに沿って正直に書いています。

ポートフォリオ内訳と資産別パフォーマンス
02
資産クラス 評価額 構成比 週間損益 累計損益
日本株 271万円 3.3% +25万円 +208.8%
米国株 634万円 7.8% −68万円 +214.5%
投資信託 2,726万円 33.6% −61万円 +55.6%
現金等 4,490万円 55.3% −29万円
合計 8,121万円 100% −133万円 +9.2%(年初来)
PORTFOLIO ALLOCATION
日本株
3.3%
投資信託
33.6%
現金等
55.3%
米国株
7.8%

現金比率55.3%。守備モードの基準(現金比率50%以上)は満たしています。日本株は保有2銘柄が踏みとどまり+25万円でしたが、米国株は半導体株安と円高のダブルパンチで−68万円、投資信託も−61万円。今週の下げは「持っている資産の中身」ではなく、ほぼ為替と外部環境の影響です。現金等の−29万円は円建て換算の調整分です。

為替の影響(日米協調介入の直撃)
03
週初ドル円
163.26
週末ドル円
158.18
為替影響額
−20万円

今週は1週間で5円超(約3%)の急激な円高。7/30にドル円が一時158.34円まで急落し、市場では政府・日銀の介入観測が一気に広がりました。週末には、日米が協調して円買い・ドル売り介入を実施したとの報道も出ています。

この円高で米国株・投資信託の評価額が為替だけで−20万円押し下げられました。為替影響を除いた実質損益は−113万円です。

政策面では、FOMC(7/29)が金利を3.50〜3.75%に据え置いた一方で3名が利上げを主張、日銀(7/31)も1.0%据え置きながら9月の追加利上げの可能性を示唆。理屈のうえでは日米金利差の縮小=円高方向の材料が揃いつつある局面です。私は引き続き為替ヘッジなしで保有しますが、「160円を超えたら再介入がある」という前提は頭に置いておきます。

※ 本レポートの評価額は資産管理シートの週末レート158.18円ベースです。介入後は日銀の金利据え置きを受けて160円台後半まで戻す場面もありました。

今週の売買ログ(なぜ動かなかったのか)
04
今週の売買
HOLD / NO TRADE REGIME: 守備 / 1R 0%
7/27 MON — 週初のレジーム判定
守備モード継続を確認(新規エントリー禁止)
日経平均・TOPIXともに25MAを下回り、25MAの方向も下向き。判定は「守備」で、適用1Rリスクは0%=新規エントリー禁止です。騰落レシオ114.14・値上がり比40.4%・ADX(14)27.02という数字もあわせて記録しました。
7/28-7/29 — AI・半導体株の世界同時安
日経2,566円安、韓国KOSPIは10.8%安
中国CXMTの大型IPOやAIデータセンター投資の採算懸念から半導体株が全面安。「これは買い場では」と何度も思いましたが、守備モードでは理由を問わず新規禁止。ルール通り見送りました。
7/30 THU — 日米協調の円買い介入
ドル円が一時158.34円へ、約3%の急落
外貨建て資産が一気に目減り。為替影響は−20万円でした。ヘッジなし方針である以上、この部分は受け入れるコストと割り切っています。
根本原因の分析
実弾投入の保留がまた1週間延びた
バックテストと紙上トレード(ペーパートレード)は継続していますが、本運用への移行判断は仕事の繁忙を理由に先送り中。事前準備の自己採点はCです。相場を見送ったこと自体は正解でも、準備が進んでいないことは別問題として残ります。
💡 LESSON LEARNED

「ルールで動かない」ことと「準備ができていないから動けない」ことは、まったく別物です。
今週の−133万円のうち−20万円は為替、残りは保有資産の時価変動。守備モードで新規を見送った判断そのものにミスはありません。切り分けるべきは、暴落・介入・FOMC・日銀という大型イベントが重なると分かっていたのに、想定シナリオを1枚も用意していなかったこと。ここは相場のせいにできません。

積立状況(インデックス投資)
05
今週積立
0
累計積立額
1,753万円
現在評価額
2,726万円

積立投資信託は1,753万円の元本に対して評価額2,726万円。含み益は+973万円(+55.6%)です。今週の下げで前週の2,787万円から−61万円ですが、S&P500系・NASDAQ系のインデックスを中心にした積立の方針は変えていません。今週の積立タイミングはなし(次回は来週)。個別株の判断を止めている期間でも、インデックスの積立だけは止めない——これが今の運用で唯一崩していない軸です。

振り返り:良かった点と反省点
06
👍 良かった点
守備モードの判定に従い、新規エントリーをゼロで通した
日経が一時6万円割れ寸前まで急落した局面でもパニック売りなし
損切りライン超過銘柄ゼロ。逆指値・トレーリングの水準を維持できた
⚠️ 反省点
FOMC・日銀・介入が重なる週と分かっていたのに想定シナリオ未作成
バックテストから本運用への移行判断を、仕事都合でまた先送りした
円高リスクへの手当てを検討しないまま外貨建て比率を放置している
RULE COMPLIANCE SCORE — 今週のルール遵守率
損切りルール
A
パニック売り禁止
A
事前準備
C
積立継続
A

※ A(100%)〜 D(〜30%)で自己採点。損切り・パニック売り・積立はA判定。一方で事前準備はC——荒れると分かっていた週に何も用意していなかったのが今週最大の課題です。

今週の学び・気づき
07
🧠 THIS WEEK’S KEY INSIGHT

今週の相場から読み取るべき最大のポイントは、AI相場が終わったのではなく「AIなら何でも買われる相場」から「投資額に見合う利益を出せるかを厳しく見る相場」に変わり始めた可能性です。実際、同じ大型テックでもMicrosoftとAmazonは決算を受けて15%超の急騰、一方でAppleは弱い売上見通しで7.4%安と、はっきり明暗が分かれました。

そして自分の運用について。今週もルールは順守できましたが、手法のバックテストは続いているものの本運用までにはまだ時間がかかる見込みで、通常運用の再開も仕事の繁忙で保留のままです。守備モードで動かないこと自体は正しい。ただ、「ルールが動くなと言っている状態」と「準備が間に合っていない状態」が重なると、その区別が自分でも曖昧になる——ここが今週いちばんの気づきでした。

レジームが攻撃に戻ったとき、準備ができていなければ結局動けません。相場が静かなうちに手を動かしておく必要があります。

来週の戦略(具体的アクション)
08
1
8月相場の想定シナリオを3パターン作成する
①介入後も円高が継続 ②160円台へ戻して再介入警戒 ③半導体株の再下落——この3本について「そのとき何をするか/何をしないか」を1枚に書き出します。今週の反省がそのままここに直結しています。
期限:8/3(月)朝まで
2
バックテスト→本運用の移行チェックリストを作る
「何が確認できたら実弾を入れるのか」を明文化します。条件が曖昧なままだと、忙しさを理由に永遠に先送りできてしまう。判断基準を紙に落として、迷う余地をなくします。
期限:8/8(土)中
3
守備モード継続時の待機資金の置き場を見直す
現金比率55.3%は守備モードの基準(50%以上)を満たしていますが、これだけの待機資金をそのまま置いておくのが最適かは別問題。次にレジームが変わるまでの置き場を確認します。
期限:8/9(日)夜
📌 RELATED ARTICLE
塩漬け株を抱えている方にまず読んでほしい記事です。私自身の失敗経験から書きました。
まとめ
09
WEEKLY SUMMARY · 2026年7月第4週
運用資産 8,121万円
週間損益 −133万円(−1.6%)
年初来リターン +9.2%
今週の売買 なし(守備モード・静観)
最大の反省 大型イベント週の事前シナリオ不足
来週のテーマ 8月シナリオ作成 + 本運用移行チェック

今週は指数の週間騰落こそ小さかったものの、中身は介入・FOMC・日銀・半導体株の乱高下が同時に来た非常に重い週でした。運用資産は−133万円と減りましたが、そのうち−20万円は為替。守備モードのルールに従って新規エントリーをゼロで通した点は、判定どおりの行動ができたと評価しています。

一方で、荒れると分かっていた週に想定シナリオを1枚も用意していなかったのは明確な準備不足です。来週は8月相場のシナリオ作成と、本運用移行の判断基準づくりに時間を使います。引き続き日本株・米国株・投資信託・現金等のバランスを見ながら、来週の結果もこのブログで公開予定です。

📊
このポートフォリオは楽天証券で管理しています
MARKETSPEED IIで全銘柄を一元管理。無料で使える高機能ツールが揃っています。口座開設も無料です。
楽天証券の口座を開設する(無料)
📖 あわせて読みたい記事
N
Noki(のき)
INVESTOR × BLOGGER · 投資歴20年
兼業投資家として日本株メインで20年以上運用。配当金・売却益でガジェットを購入し正直レビューするブログ「StockGadget」を運営。セミリタイアを目指してコツコツ運用中。週次の運用記録と失敗談を全公開しています。