【運用記録】2026年7月第4週運用資産8,121万円・週次-1.6%日米協調の円買い介入で5円の円高
【運用記録】2026年7月第4週
運用資産8,121万円・週次−1.6%
日米協調の円買い介入で5円の円高
こんにちは、投資歴20年の兼業投資家 Noki(のき)です。毎週土曜日に前週の運用成績を全公開しています。
今週(7/27〜8/2)は、週間騰落だけを見れば静かな一週間に見えます。日経平均は64,611円→64,362円で約0.4%安、S&P500はむしろ+1.0%。ところが中身は今年でも屈指の荒れ相場でした。7/28にAI・半導体株が世界同時安となり日経平均は2,566円安(−3.95%)、7/29には一時60,448円まで下押し。そこから7/31には+4.03%の急反発です。
そして今週最大のニュースは為替でした。週初163円台後半だったドル円が、7/30に一時158.34円まで約3%の急落。日米が協調して円買い介入に踏み切ったと報じられています。円高で外貨建て資産が目減りし、運用資産は8,121万円(前週比−133万円、−1.6%)で着地しました。この記事では「なぜ動かなかったのか」を、レジーム判定のルールに沿って正直に書いています。
| 資産クラス | 評価額 | 構成比 | 週間損益 | 累計損益 |
|---|---|---|---|---|
| 日本株 | 271万円 | 3.3% | +25万円 | +208.8% |
| 米国株 | 634万円 | 7.8% | −68万円 | +214.5% |
| 投資信託 | 2,726万円 | 33.6% | −61万円 | +55.6% |
| 現金等 | 4,490万円 | 55.3% | −29万円 | — |
| 合計 | 8,121万円 | 100% | −133万円 | +9.2%(年初来) |
現金比率55.3%。守備モードの基準(現金比率50%以上)は満たしています。日本株は保有2銘柄が踏みとどまり+25万円でしたが、米国株は半導体株安と円高のダブルパンチで−68万円、投資信託も−61万円。今週の下げは「持っている資産の中身」ではなく、ほぼ為替と外部環境の影響です。現金等の−29万円は円建て換算の調整分です。
今週は1週間で5円超(約3%)の急激な円高。7/30にドル円が一時158.34円まで急落し、市場では政府・日銀の介入観測が一気に広がりました。週末には、日米が協調して円買い・ドル売り介入を実施したとの報道も出ています。
この円高で米国株・投資信託の評価額が為替だけで−20万円押し下げられました。為替影響を除いた実質損益は−113万円です。
政策面では、FOMC(7/29)が金利を3.50〜3.75%に据え置いた一方で3名が利上げを主張、日銀(7/31)も1.0%据え置きながら9月の追加利上げの可能性を示唆。理屈のうえでは日米金利差の縮小=円高方向の材料が揃いつつある局面です。私は引き続き為替ヘッジなしで保有しますが、「160円を超えたら再介入がある」という前提は頭に置いておきます。
※ 本レポートの評価額は資産管理シートの週末レート158.18円ベースです。介入後は日銀の金利据え置きを受けて160円台後半まで戻す場面もありました。
「ルールで動かない」ことと「準備ができていないから動けない」ことは、まったく別物です。
今週の−133万円のうち−20万円は為替、残りは保有資産の時価変動。守備モードで新規を見送った判断そのものにミスはありません。切り分けるべきは、暴落・介入・FOMC・日銀という大型イベントが重なると分かっていたのに、想定シナリオを1枚も用意していなかったこと。ここは相場のせいにできません。
積立投資信託は1,753万円の元本に対して評価額2,726万円。含み益は+973万円(+55.6%)です。今週の下げで前週の2,787万円から−61万円ですが、S&P500系・NASDAQ系のインデックスを中心にした積立の方針は変えていません。今週の積立タイミングはなし(次回は来週)。個別株の判断を止めている期間でも、インデックスの積立だけは止めない——これが今の運用で唯一崩していない軸です。
※ A(100%)〜 D(〜30%)で自己採点。損切り・パニック売り・積立はA判定。一方で事前準備はC——荒れると分かっていた週に何も用意していなかったのが今週最大の課題です。
今週の相場から読み取るべき最大のポイントは、AI相場が終わったのではなく「AIなら何でも買われる相場」から「投資額に見合う利益を出せるかを厳しく見る相場」に変わり始めた可能性です。実際、同じ大型テックでもMicrosoftとAmazonは決算を受けて15%超の急騰、一方でAppleは弱い売上見通しで7.4%安と、はっきり明暗が分かれました。
そして自分の運用について。今週もルールは順守できましたが、手法のバックテストは続いているものの本運用までにはまだ時間がかかる見込みで、通常運用の再開も仕事の繁忙で保留のままです。守備モードで動かないこと自体は正しい。ただ、「ルールが動くなと言っている状態」と「準備が間に合っていない状態」が重なると、その区別が自分でも曖昧になる——ここが今週いちばんの気づきでした。
レジームが攻撃に戻ったとき、準備ができていなければ結局動けません。相場が静かなうちに手を動かしておく必要があります。
今週は指数の週間騰落こそ小さかったものの、中身は介入・FOMC・日銀・半導体株の乱高下が同時に来た非常に重い週でした。運用資産は−133万円と減りましたが、そのうち−20万円は為替。守備モードのルールに従って新規エントリーをゼロで通した点は、判定どおりの行動ができたと評価しています。
一方で、荒れると分かっていた週に想定シナリオを1枚も用意していなかったのは明確な準備不足です。来週は8月相場のシナリオ作成と、本運用移行の判断基準づくりに時間を使います。引き続き日本株・米国株・投資信託・現金等のバランスを見ながら、来週の結果もこのブログで公開予定です。
