【運用記録】2026年8月第2週|運用資産8,347万円・週次+1.3%|日経7万円目前の急騰でも静観した理由 | StockGadget
WEEKLY INVESTMENT REPORT · 2026.08.16 · Vol.22

【運用記録】2026年8月第2週
運用資産8,347万円・週次+1.3%
日経7万円目前の急騰でも静観した理由

PORTFOLIO
8,347万円
運用資産
WEEKLY P&L
+111万円
前週比
WEEKLY RETURN
+1.3%
週次リターン
YTD RETURN
+12.2%
年初来
今週の結論:日経平均が+4.74%(+3,107円)急騰し7万円目前まで迫る強い週。保有資産は全面高で+111万円、年初来は+12.2%に到達。
為替影響(+6万円)を除いた実質損益は +105万円。米国株が+117万円と牽引しました。一方で新規エントリーはゼロ。「上がった週に何もしていない」という事実は正直に記録しておきます。
はじめに:今週の相場概況
01

こんにちは、投資歴20年の兼業投資家 Noki(のき)です。毎週土曜日に前週の運用成績を全公開しています。

今週(8/10〜8/16)の日経平均は前週末8月7日の65,606円から14日には68,713円まで上昇し、週間で+3,107円(+4.74%)。8月10日・12日・13日・14日と4営業日すべて上昇という強い週になりました。14日には一時69,608円をつけ、7万円の大台まで約400円に迫っています。ただしそこから利益確定売りに押し戻されており、7万円目前の上値の重さも同時に確認された形です。

追い風は米国のCPI・PPIが市場の警戒ほど強くなく、FRBの9月利上げ観測が後退したこと。米ハイテク・AI関連の上昇が日本の半導体・AI関連に波及しました。米国株はS&P500が+0.4%、NASDAQが+0.1%、NYダウは−0.6%と、日本株ほどの伸びではありません。13日にS&P500が7,798.99で史上最高値を更新した一方、14日は米7月小売売上高が前月比−0.6%と予想外に減少し、景気減速懸念で小幅安となりました。

私のポートフォリオは+111万円(+1.3%)で着地し、年初来リターンは+12.2%に。ただし今週も新規エントリーはゼロです。この記事では「なぜ動かなかったのか」を、都合の悪い部分も含めて正直に書いています。

ポートフォリオ内訳と資産別パフォーマンス
02
資産クラス 評価額 構成比 週間損益 累計損益
日本株 298万円 3.6% +23万円 +239.4%
米国株 751万円 9.0% +117万円 +224.8%
投資信託 2,850万円 34.1% +51万円 +62.6%
現金等 4,448万円 53.3% −80万円
合計 8,347万円 100% +111万円 +12.2%(年初来)
PORTFOLIO ALLOCATION
現金等
53.3%
投資信託
34.1%
米国株
9.0%
日本株
3.6%

今週の牽引役は米国株の+117万円。マイクロンやエヌビディアなどAI関連の含み益が大きく伸びました。投資信託も+51万円。日本株は保有2銘柄(カバー、パナソニックHD)と絞り込んでいるため、日経+4.74%の恩恵は+23万円にとどまっています。現金等の−80万円は円換算・資金移動によるもので、損失ではありません。

現金比率53.3%は守備モード運用の名残として意図的に維持していますが、4週連続で50%超。ドライパウダーが「使われない現金」になりつつある点は課題です。

為替の影響(円安が効いた週)
03
週初ドル円
157.80
週末ドル円
159.30
為替影響額
+6万円

今週は約1.5円の円安が進み、米国株・投資信託の評価額が為替だけで+6万円押し上げられました。為替影響を除いた実質損益は+105万円です。

背景には、7月末〜8月初めの日米協調による円買い介入の効果が薄れてきたことがあります。市場では再び1ドル=160円が意識され、「160円を超えると再介入があるのでは」という警戒感が出ています。

ただし円安一辺倒でもありません。日銀は物価上昇と円安を背景に9月の追加利上げ観測が強まる一方、米国は利上げ観測が後退。日米金利差の方向だけを見れば今後は円高材料です。介入効果の剥落(円安要因)と、日銀利上げ観測・FRB利上げ観測後退(円高要因)がぶつかっており、160円付近が重要な攻防ラインになっています。

私は引き続き「為替ヘッジなし」でそのまま保有する方針です。

今週の売買ログ(なぜ動かなかったのか)
04
今週の売買
HOLD / NO TRADE
8/10 MON — 週初の判断
米CPI・PPIを控え、通常運用は見送り
週前半に米インフレ指標の発表を控えていたため、結果を確認してからという判断で様子見。ここまでは想定内の判断です。
8/14 FRI — 日経69,608円
7万円目前まで上昇、そして押し戻される
4営業日連続上昇で7万円の大台に約400円まで接近。ただしそこから利益確定売りで68,713円まで押し戻され、上値の重さも確認されました。
レジーム判定の矛盾
ダッシュボードは「中立」、ルールブック上は「守備」
日経・TOPIXともに25MA上でADX(14)は27.0(明確トレンド)。ダッシュボードの自動判定は⚖️中立に切り替わりました。ただし25MAの方向は下向きのまま。ルールブックの守備モード判定条件(いずれかの25MAが下向き)に抵触しています。コア理念「矛盾発生時は保守的判断を優先」に従い、新規エントリーは見送りました。
根本原因の分析
紙上トレード段階から抜け出せていない
現在は手法のバックテストを継続中で、実資金の投入は保留中。通常運用も再開すると決めたものの、仕事の多忙を理由に着手できていません。レジームの問題ではなく、単純に準備が完了していないのが実態です。
💡 LESSON LEARNED

「レジームが守備だから買わない」と「準備ができていないから買えない」は、外から見ると同じ“静観”に見える。
しかし中身は別物です。前者はルール遵守ですが、後者はただの先送りです。今週の私は後者に近い。この2つを混同したまま「ルールを守れた」と自己採点し続けると、判断の質が下がったことに気づけなくなります。

積立状況(インデックス投資)
05
今週積立
0
累計積立額
1,753万円
現在評価額
2,850万円

積立投資信託は1,753万円の元本に対して評価額2,850万円。含み益は+1,097万円(+62.6%)で、今週だけで+51万円増えました。今週の積立タイミングはなく、投入額は0円です。

中身はeMAXIS Slim米国株式(S&P500)、SBI・V・全米株式、iFreeNEXT FANG+、日経半導体株インデックスなど。米国株・半導体への傾斜が強い構成のため、今週のようなAI相場では大きく伸びますが、逆回転時のドローダウンも同じ幅で来ます。個別株の売買がゼロの週でも、この積立が資産を押し上げてくれている事実は素直に受け止めています。

振り返り:良かった点と反省点
06
👍 良かった点
急騰相場に釣られた衝動エントリーはゼロ。判定に矛盾がある場面で保守的な側を選べた
保有ポジションを崩さず、米国株+117万円・投資信託+51万円の上昇を取り切った
積立の長期軸を維持。年初来リターンは+12.2%に到達
⚠️ 反省点
日経+4.74%の急騰局面で、実資金のエントリー機会をゼロにした
バックテストが本運用に到達せず、多忙を理由に着手が先送りになっている
現金比率53.3%が4週連続で高止まり。ドライパウダーが機能していない
RULE COMPLIANCE SCORE — 今週のルール遵守率
損切りルール
A
パニック売り禁止
A
事前準備
C
積立継続
A

※ A(100%)〜 D(〜30%)で自己採点。損切り・パニック売り禁止・積立継続は今週もA。一方「事前準備」はC —— 通常運用の再開を決めながら、エントリー計画の整備に着手できていないためです。

今週の学び・気づき
07
🧠 THIS WEEK’S KEY INSIGHT

今週の学びは「ルールを守れた」と「ルールが試されなかった」は違うということです。

日経が+4.74%上がり7万円目前まで迫るなかで、私は何もしませんでした。結果として損はしていませんし、ルール違反もゼロです。しかしそれは、そもそも実資金を動かす準備が完了していないからでもあります。エントリー判断のテーブルに座っていない人間は、ルールを破りようがありません。

もうひとつはレジーム判定の矛盾です。ダッシュボードの自動判定は「中立」に切り替わりましたが、25MAの方向は下向きのままで、ルールブックの守備条件に抵触しています。システムの出力を鵜呑みにせず、判定ロジックそのものを疑う必要がある——これは今週の実務的な収穫でした。判定に矛盾がある以上、保守的な側を採るのは正しい。ただしその状態を放置し続けるのは正しくありません。来週はまず、判定式の修正に手をつけます。

来週の戦略(具体的アクション)
08
1
レジーム判定式の矛盾を修正する
ダッシュボードが「中立」、ルールブック基準では「守備」という状態を解消します。25MA方向を判定式に正しく組み込み、出力とルールブックが常に一致する状態にします。判定が信用できなければ、そもそも運用を再開できません。
期限:8/17(月)夜
2
バックテスト完了の「期限」を日付で固定する
「時間がかかる見込み」という表現のままでは永遠に終わりません。検証する期間・銘柄数・合格基準を決め、完了日をカレンダーに入れます。仕事が忙しいのは前提条件であって、先送りの理由にはしません。
期限:8/23(日)
3
来週の注目イベントと相場シナリオの作成
来週(8/17〜21)は①日経平均7万円突破の可否、②ドル円160円突破と介入警戒、③日本のGDP・CPIと日銀9月利上げ観測、④米小売大手の決算、⑤原油・ホルムズ海峡情勢が焦点。Brent原油は今週約6%上昇して88ドル台となっており、インフレ再加速のリスク要因として注視します。
期限:8/17(月)朝
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塩漬け株を抱えている方にまず読んでほしい記事です。私自身の失敗経験から書きました。
まとめ
09
WEEKLY SUMMARY · 2026年8月第2週
運用資産 8,347万円
週間損益 +111万円(+1.3%)
年初来リターン +12.2%
今週の売買 なし(静観)
レジーム判定 中立(※判定式に矛盾あり)
最大の反省 準備不足による機会喪失
来週のテーマ 判定式の修正 + 検証期限の確定

今週は日経+4.74%の急騰に乗る形で資産が+111万円伸び、年初来+12.2%に到達しました。数字だけ見れば良い週です。ただし中身は「保有していた資産が勝手に上がった」であり、私の判断が生んだ利益ではありません

引き続き日本株(短期スイング)・米国株(成長)・投資信託(長期積立)のバランスを意識しつつ、来週はまず判定式の矛盾を潰し、検証の期限を切ります。来週の結果もこのブログで公開予定です。

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N
Noki(のき)
INVESTOR × BLOGGER · 投資歴20年
兼業投資家として日本株メインで20年以上運用。配当金・売却益でガジェットを購入し正直レビューするブログ「StockGadget」を運営。セミリタイアを目指してコツコツ運用中。週次の運用記録と失敗談を全公開しています。