【運用記録】2026年8月第4週運用資産8,241万円・週次−0.3%ドル円160円台回復でも守備モード継続
【運用記録】2026年8月第4週
運用資産8,241万円・週次−0.3%
ドル円160円台回復でも守備モード継続
こんにちは、投資歴20年の兼業投資家 Noki(のき)です。毎週土曜日に前週の運用成績を全公開しています。
今週(8/24〜8/28)の日経平均は、前週末の約66,016円から8月28日終値66,405円へ。週間ではおよそ+389円(+0.6%)の上昇でした。ただし週中の値動きは荒く、25日には一時900円超まで売られてからプラス転換しています。65,000円前後では押し目買いがかなり強いことが確認できた一週間でした。特徴的なのは日経平均よりTOPIXが強いこと。28日時点でTOPIXは7連騰で、銀行・保険・資源・バリュー株へ資金が広がっています。
米国株も主要3指数がそろって上昇(S&P500 +0.49%、NASDAQ +0.85%、NYダウ +0.53%)。Nvidiaが次年度売上高+70%という強気見通しを示し、AI相場を支えました。一方で金曜はウォーシュFRB議長のジャクソンホール講演を受けて反落。市場の9月利上げ確率は講演前の約35%から約57%へ急上昇しています。
この相場環境のなか、私の運用資産は8,241万円(前週比−27万円)。指数はプラスなのに資産は微減という、少し気持ちの晴れない結果になりました。その理由と、なぜ今週も新規エントリーをしなかったのかを正直に書いていきます。
| 資産クラス | 評価額 | 構成比 | 週間損益 | 累計損益 |
|---|---|---|---|---|
| 日本株 | 282万円 | 3.4% | +9万円 | +220.8% |
| 米国株 | 736万円 | 8.9% | +7万円 | +219.8% |
| 投資信託 | 2,864万円 | 34.8% | +14万円 | +59.8% |
| 現金等 | 4,359万円 | 52.9% | −57万円 | — |
| 合計 | 8,241万円 | 100% | −27万円 | +10.8%(年初来) |
リスク資産(日本株・米国株・投資信託)はすべてプラスでした。にもかかわらず合計が−27万円となったのは、現金等が−57万円動いているためです。今週は積立25万円を実行しており、現金からリスク資産への振替が主因です。現金比率52.9%は守備モードの基準(50%以上)を満たしています。
※ 現金等の累計損益は基準額の取り方によって異常値(+100%超)となるため「—」で表示しています。
今週いちばん注意したいのが為替です。ドル円は週初に158.56円程度まで円高に振れたあと、じりじりと円安方向へ。28日の東京市場では159.50円前後でしたが、ジャクソンホール後のNY市場で一気にドルが買われ、160.15円まで円安が進みました。158円台 → 159円台 → 160円台という流れです。
背景は米国の金利です。ウォーシュFRB議長が「インフレが2%へ十分に低下しなければFRBにはさらにやるべき仕事がある」と発言し、9月利上げ観測が急浮上。米2年国債利回りも4.35%台へ上昇しました。7月PCE物価指数が前年比+3.7%(コア+3.3%)と高止まりしていることが、そのタカ派姿勢の裏づけになっています。
私のポートフォリオでは、この円安が+5万円のプラスとして効きました。裏を返せば、為替の追い風がなければ週間損益は−32万円だったということです。数字が守られたのは実力ではなく為替のおかげ——ここは正直に受け止めておきます。
さらに29日にはベッセント米財務長官が、急激な円安は世界市場を不安定化させる恐れがあると警告しました。7月31日の日米協調介入後にもかかわらず再び160円付近まで戻っているため、160〜164円は介入警戒ゾーンとして意識されそうです。私は為替ヘッジなしの方針を続けますが、「円安=輸出株にプラス」という単純な相場ではなくなってきました。
「守備モードだから買わない」と「基準が決まっていないから買えない」は、外から見ると同じ静観に見える。
今週の静観はルールに沿った正しい判断です。ただし紙上トレードが続いている以上、守備モードが解除されたときに動けるかどうかは別問題として残ります。何が起きたら実資金を入れるのか、その条件を先に文章にしておく必要があります。
今週は25万円の積立を実行しました(8/27に5万円ほか、月内の設定分)。累計積立額は1,778万円、評価額は2,864万円です。取得原価ベースの含み損益率は+59.8%。
個別株を一切触っていない週でも、インデックスの積立だけは淡々と積み上がっています。レジームに関わらず積立は継続する——このルールを守れていることが、静観が続く時期の精神的な支えになっています。
※ A(100%)〜 D(〜30%)で自己採点。損切り・パニック売り・積立継続はA評価。一方で事前準備はC——静観が続くなかで、次に動くための準備が薄くなっている点が今週の課題です。
今週の私の記録には、ひとことだけこう書いてあります。「新規の投資は中止中。」
指数は上がり、押し目買いの強さも確認できた週でした。それでも動かなかったのは、レジームを守備と判断しているからです。ここは迷いなくルール通りでした。
ただ、数字を並べてみて気づいたことがあります。今週の資産はリスク資産がすべてプラスなのに−27万円。しかも為替が+5万円押し上げてくれた結果です。為替を除けば−32万円。つまり今週の見た目の安定は、私の判断が生んだものではなく、ドル円が160円台へ動いてくれたおかげでした。
静観そのものは戦略です。しかし「守備モードだから何もしない」が長く続くと、解除されたときに動けなくなる——これが今週の一番の気づきです。中止しているのは「投資」であって「準備」ではない。次のエントリー条件を紙の上で確定させておくことが、静観期間の本当の仕事だと考えています。
今週は指数が上がったのに資産は−27万円という、少しもやもやの残る週でした。とはいえ守備モードのルールは守れましたし、積立も予定どおり実行できています。やるべきことをやった結果のマイナスは、受け入れられるマイナスだと考えています。
来週は米8月雇用統計とBroadcom決算という大きなイベントが控えています。ドル円が160円台に乗ったことで、「円安=輸出株にプラス」という単純な図式ではなくなりました。日本株(短期スイング)・米国株(成長)・投資信託(長期積立)のバランスを保ちつつ、まずは自分の判断基準を紙の上で固めることから始めます。来週の結果もこのブログで公開予定です。
