【運用記録】2026年8月第4週|運用資産8,241万円・週次−0.3%|ドル円160円台回復でも守備モード継続 | StockGadget
WEEKLY INVESTMENT REPORT · 2026.08.30 · Vol.24

【運用記録】2026年8月第4週
運用資産8,241万円・週次−0.3%
ドル円160円台回復でも守備モード継続

PORTFOLIO
8,241万円
運用資産
WEEKLY P&L
−27万円
前週比
WEEKLY RETURN
−0.3%
週次リターン
YTD RETURN
+10.8%
年初来
今週の結論:日経平均は週間+389円と小幅高。それでも運用資産は−27万円と微減で着地しました。
ドル円が158円台から160円台へ円安進行し、為替だけで+5万円のプラス。為替影響を除いた実質損益は−32万円です。レジームは「守備」と判断し、新規エントリーはゼロ。現金比率52.9%を維持しています。
はじめに:今週の相場概況
01

こんにちは、投資歴20年の兼業投資家 Noki(のき)です。毎週土曜日に前週の運用成績を全公開しています。

今週(8/24〜8/28)の日経平均は、前週末の約66,016円から8月28日終値66,405円へ。週間ではおよそ+389円(+0.6%)の上昇でした。ただし週中の値動きは荒く、25日には一時900円超まで売られてからプラス転換しています。65,000円前後では押し目買いがかなり強いことが確認できた一週間でした。特徴的なのは日経平均よりTOPIXが強いこと。28日時点でTOPIXは7連騰で、銀行・保険・資源・バリュー株へ資金が広がっています。

米国株も主要3指数がそろって上昇(S&P500 +0.49%、NASDAQ +0.85%、NYダウ +0.53%)。Nvidiaが次年度売上高+70%という強気見通しを示し、AI相場を支えました。一方で金曜はウォーシュFRB議長のジャクソンホール講演を受けて反落。市場の9月利上げ確率は講演前の約35%から約57%へ急上昇しています。

この相場環境のなか、私の運用資産は8,241万円(前週比−27万円)。指数はプラスなのに資産は微減という、少し気持ちの晴れない結果になりました。その理由と、なぜ今週も新規エントリーをしなかったのかを正直に書いていきます。

ポートフォリオ内訳と資産別パフォーマンス
02
資産クラス 評価額 構成比 週間損益 累計損益
日本株 282万円 3.4% +9万円 +220.8%
米国株 736万円 8.9% +7万円 +219.8%
投資信託 2,864万円 34.8% +14万円 +59.8%
現金等 4,359万円 52.9% −57万円
合計 8,241万円 100% −27万円 +10.8%(年初来)
PORTFOLIO ALLOCATION
日本株
3.4%
投資信託
34.8%
現金等
52.9%
米国株
8.9%

リスク資産(日本株・米国株・投資信託)はすべてプラスでした。にもかかわらず合計が−27万円となったのは、現金等が−57万円動いているためです。今週は積立25万円を実行しており、現金からリスク資産への振替が主因です。現金比率52.9%は守備モードの基準(50%以上)を満たしています。
※ 現金等の累計損益は基準額の取り方によって異常値(+100%超)となるため「—」で表示しています。

為替の影響(ドル円160円台回復)
03
週初ドル円
158.96
週末ドル円
160.08
為替影響額
+5万円

今週いちばん注意したいのが為替です。ドル円は週初に158.56円程度まで円高に振れたあと、じりじりと円安方向へ。28日の東京市場では159.50円前後でしたが、ジャクソンホール後のNY市場で一気にドルが買われ、160.15円まで円安が進みました。158円台 → 159円台 → 160円台という流れです。

背景は米国の金利です。ウォーシュFRB議長が「インフレが2%へ十分に低下しなければFRBにはさらにやるべき仕事がある」と発言し、9月利上げ観測が急浮上。米2年国債利回りも4.35%台へ上昇しました。7月PCE物価指数が前年比+3.7%(コア+3.3%)と高止まりしていることが、そのタカ派姿勢の裏づけになっています。

私のポートフォリオでは、この円安が+5万円のプラスとして効きました。裏を返せば、為替の追い風がなければ週間損益は−32万円だったということです。数字が守られたのは実力ではなく為替のおかげ——ここは正直に受け止めておきます。

さらに29日にはベッセント米財務長官が、急激な円安は世界市場を不安定化させる恐れがあると警告しました。7月31日の日米協調介入後にもかかわらず再び160円付近まで戻っているため、160〜164円は介入警戒ゾーンとして意識されそうです。私は為替ヘッジなしの方針を続けますが、「円安=輸出株にプラス」という単純な相場ではなくなってきました。

今週の売買ログ(なぜ動かなかったのか)
04
今週の売買
HOLD / NO TRADE REGIME: 守備
8/24 MON — 週初
半導体株安で日経は−488円
中東・原油懸念もあり週初から軟調な入り。レジーム判定を「守備」としていたため、新規は最初から検討外でした。
8/25 TUE — 押し目
一時900円超安から切り返してプラス転換
65,000円前後の押し目買いの強さが確認できた日。「入るならここだった」と思う場面でしたが、守備モードのルールに従って見送りました。判断としては正しいはずです。
8/26〜8/28 — 週後半
半導体買い戻し・TOPIX7連騰
Nvidia決算を挟んで日経は66,405円まで回復。ただし28日はジャクソンホールを受けてドル円が160円台へ。株より為替のほうが大きく動いた週でした。
今週の実態
紙上トレードのまま、実資金は投入せず
候補の抽出やシミュレーションは行っているものの、実資金の投入は保留中です。通常運用も見送っており、事実上「準備だけしている」状態が続いています。
💡 LESSON LEARNED

「守備モードだから買わない」と「基準が決まっていないから買えない」は、外から見ると同じ静観に見える。
今週の静観はルールに沿った正しい判断です。ただし紙上トレードが続いている以上、守備モードが解除されたときに動けるかどうかは別問題として残ります。何が起きたら実資金を入れるのか、その条件を先に文章にしておく必要があります。

積立状況(インデックス投資)
05
今週積立
25万円
累計積立額
1,778万円
現在評価額
2,864万円

今週は25万円の積立を実行しました(8/27に5万円ほか、月内の設定分)。累計積立額は1,778万円、評価額は2,864万円です。取得原価ベースの含み損益率は+59.8%

個別株を一切触っていない週でも、インデックスの積立だけは淡々と積み上がっています。レジームに関わらず積立は継続する——このルールを守れていることが、静観が続く時期の精神的な支えになっています。

振り返り:良かった点と反省点
06
👍 良かった点
レジームを「守備」と判断し、新規エントリーをゼロで通した
現金比率52.9%を維持。守備モードの「現金50%以上」基準をクリア
積立25万円を予定どおり実行。長期の軸は崩していない
⚠️ 反省点
紙上トレードのままで、実資金を投入する条件を明文化できていない
ドル円160円超え後のシナリオ(介入・日銀利上げ)を準備していなかった
指数プラスで資産が微減した要因の検証が、週末まで後回しになった
RULE COMPLIANCE SCORE — 今週のルール遵守率
損切りルール
A
パニック売り禁止
A
事前準備
C
積立継続
A

※ A(100%)〜 D(〜30%)で自己採点。損切り・パニック売り・積立継続はA評価。一方で事前準備はC——静観が続くなかで、次に動くための準備が薄くなっている点が今週の課題です。

今週の学び・気づき
07
🧠 THIS WEEK’S KEY INSIGHT

今週の私の記録には、ひとことだけこう書いてあります。「新規の投資は中止中。」

指数は上がり、押し目買いの強さも確認できた週でした。それでも動かなかったのは、レジームを守備と判断しているからです。ここは迷いなくルール通りでした。

ただ、数字を並べてみて気づいたことがあります。今週の資産はリスク資産がすべてプラスなのに−27万円。しかも為替が+5万円押し上げてくれた結果です。為替を除けば−32万円。つまり今週の見た目の安定は、私の判断が生んだものではなく、ドル円が160円台へ動いてくれたおかげでした。

静観そのものは戦略です。しかし「守備モードだから何もしない」が長く続くと、解除されたときに動けなくなる——これが今週の一番の気づきです。中止しているのは「投資」であって「準備」ではない。次のエントリー条件を紙の上で確定させておくことが、静観期間の本当の仕事だと考えています。

来週の戦略(具体的アクション)
08
1
守備モード解除条件と「実資金投入の再開基準」を明文化する
いま止まっているのは新規投資であって、判断基準の整備ではありません。日経・TOPIXの25MA回復、25MAの向き、騰落レシオ、値上がり比のどこまで揃えば中立へ戻すのかを数値で書き出します。あわせて、紙上トレードから実資金へ切り替える条件(連続何回のシミュレーションが基準を満たしたら、いくらから入るか)も文章にします。
期限:8/31(日)夜
2
ドル円160円超えの3シナリオを事前に用意する
160〜164円は介入警戒ゾーンとして意識されそうです。①さらに円安が進むケース、②介入が入って急激な円高に振れるケース、③日銀の利上げ観測が強まるケース——それぞれで米国株・投資信託の評価額がどう動き、自分は何もしないのか動くのかを先に決めておきます。
期限:9/1(火)まで
3
米8月雇用統計とBroadcom決算をカレンダーに固定する
来週は重要イベントが重なります。米8月雇用統計は9月FOMCの利上げ判断を大きく左右する可能性があり、BroadcomはAI相場の次の試金石です。結果を見てから慌てるのではなく、発表前に「どの数字なら地合いが変わったと見なすか」を決めておきます。
期限:9/6(金)まで
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塩漬け株を抱えている方にまず読んでほしい記事です。私自身の失敗経験から書きました。
まとめ
09
WEEKLY SUMMARY · 2026年8月第4週
運用資産 8,241万円
週間損益 −27万円(−0.3%)
為替除き実質損益 −32万円
年初来リターン +10.8%
今週の売買 なし(静観・守備モード)
最大の反省 実資金投入の基準が未確定
来週のテーマ 解除条件の明文化 + 為替シナリオ

今週は指数が上がったのに資産は−27万円という、少しもやもやの残る週でした。とはいえ守備モードのルールは守れましたし、積立も予定どおり実行できています。やるべきことをやった結果のマイナスは、受け入れられるマイナスだと考えています。

来週は米8月雇用統計とBroadcom決算という大きなイベントが控えています。ドル円が160円台に乗ったことで、「円安=輸出株にプラス」という単純な図式ではなくなりました。日本株(短期スイング)・米国株(成長)・投資信託(長期積立)のバランスを保ちつつ、まずは自分の判断基準を紙の上で固めることから始めます。来週の結果もこのブログで公開予定です。

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N
Noki(のき)
INVESTOR × BLOGGER · 投資歴20年
兼業投資家として日本株メインで20年以上運用。配当金・売却益でガジェットを購入し正直レビューするブログ「StockGadget」を運営。セミリタイアを目指してコツコツ運用中。週次の運用記録と失敗談を全公開しています。